アトリエ・マイルストンブログ

2017年6月18日日曜日

久々・大賑わいの日曜日

日曜日・曇り・午後より雨

前回から新作油絵を開始したMSさん、今日から本格的な彩色に取りかかりました。

MSさんの新作「親子(仮題)」、今日は前回の構図取り線描に、下地となる各色を施しました。
油絵具の粘りを減力した、いわゆる「おつゆ」と言うような状態にして、キャンバスを塗り込めました。
この下地色塗りは、最終的な仕上げや雰囲気を左右する大切な作業で、もう良い感じの空気感です。
次回の続きがとても楽しみです。

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先週末、久々来訪を果たしたKM君、今日はやはり久々の姉と共に2コマ授業です。

仲良く並んで、それぞれの各作業に集中するM姉弟。


姉のNMちゃん(中3、すっかり大きくなりました)、学校の課題を制作します。
課題は名画の模写で、オランダで実物を見たと言うゴッホの「アルルの跳ね橋」が選ばれました。
NMちゃん、既に線描トレースを全て済ませていて、今日は各部下地色の彩色を開始しました。
彩色にあたっては、水彩ながらも白を加えて原画(油絵)のような不透明な質感を持たせました。
順調な立ち上がりですが、課題の提出日も迫っているとの事で、次回も頑張らなくてはなりません。

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弟のKM君(小5)の方は、「父の日」プレゼントのプラ板作りと「木工作」を楽しみました。
(但し、KM君の作ったプラ板、筆者ドサクサで撮り損ねてしまいました、すみません。)


KM君、午後からの2コマ目では、木でジェット戦闘機作りを開始し、下絵とパーツ採りを行いました。
次回、胴体先端部を四角錐に切り出し、平板では2枚の垂直尾翼を準備(カット)することになりました。
次回の続きの各作業、楽しみです。

KM君、お昼休みに筆者のリクエストに応えて、ピアノ演奏を行いました。
相変わらずの子供(男子?)離れした、しっとりと落ち着いた深いタッチのバラードを聞かせてくれました。
おかげで気持ちがとても良くなりました。ありがとう。

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 SH君一行がやって来ました。今日は早々に夏休みの宿題応募絵の制作に取りかかりました。

SH君(小6)、その応募絵のモチーフに悩みながらも海景色を選び、ヨットとトビウオを描きました。
ヨットの先端には人間たちの姿も描き入れられる予定で、次回の構図仕上げと彩色が楽しみです。

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一方、妹のYuHちゃん(小1)はモチーフに大好きな動物を選び、ネコちゃんを3匹描きました。
最初に描いた下描き(左)も本番用画用紙に劣らぬ可愛い表情なので、2点共アップしました。
次回からの本格的彩色が楽しみです。

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SH姉弟とは仲良し親戚のTY君(小4)、絵のモチーフにさんざん迷いました。

爬虫類や両生類の好きなTY君、川の中で獲物を狙うワニを描きたいとの事で、その構図決めに苦慮しました。
隠れているワニ、何せ水面には鼻と目しか見えず、絵作りとしてはなかなか難しい表現です。
そこで地上にもワニを描いて2頭体制としましたが、TY君それでも満足せず構図取りに難航しました。
こんな時もあります。リフレッシュした次回に期待しましょう。

「オマケ:手品トリオ」

「ハイッ、重力に逆らって消しゴムが落ちませ~ん!何ででしょう?」
とのパフォーマンスを繰り広げていました。

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M姉妹、図鑑から好きなものを選んで描きました。

姉のMiMちゃん(小4)、モチーフ選定に迷ったのち、ペンギン2頭にたどり着きました。
まるでアニメのキャラのようなユーモラスな形体の線描画が出来ましたが、彩色は次回となりました。

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妹のYuzちゃん(小1)、今日は植物図鑑から、チューリップや水仙など好きな花を3点描きました。
それらの形体と色彩に対するYuzちゃんの観察力と描写力、確実についてきたようです。
明瞭で力強い水彩画の誕生、おめでとう。

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I姉妹、今日は「父の日」プレゼントのための「プラ板」と「カード作り」を行いました。

左:姉もMIちゃん(小4)、右:妹のNIちゃん(小1)。
3種類のプラ板ストラップが完成しました。


MIちゃん(右)とNIちゃん(左)、パパの愛車のジープが描かれたプラ板を作製しました。
真ん中のプラ板は、MIちゃんが自分用のものとして作りました。

可愛く包装された「父の日」カード。左:姉MIちゃんのもの。右:妹NIちゃんのもの。
パパへ贈られるプラ板とメッセージ・カード、素敵に仕上がりました。パパが喜んでくれること必定です。
おめでとう。

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HM君(小3)、2コマ授業で「トラック側面の応募絵」作りを開始させました。


HM君(小3)、その応募絵のテーマを「漁船(仮称)」とし、迫力ある画面となりました。
船上の漁師さんの釣り竿にかかる海上の魚や水面近くの多くの魚影がリアルで、臨場感が堪りません。
完成、おめでとう。

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KK君(小1)、今日からアトリエで学ぶことになりました。

そのKK君の初授業、階下スタジオで見た絵本に衝撃を受け、登場の「ヤマタノオロチ」を描きました。
その衝撃を物語るかのような、のたうち回る多数の首が迫力タップリな表現となりました。
直感的に捉えられた「ヤマタノオロチ」の姿が劇的で、KK君の今夜の夢に登場するかも知れません。
完成、おめでとう。

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今日は多数(総勢12名)のアトリエ・メンバーたちに来ていただいて、嬉しい悲鳴の1日となりました。
その対応には至らない点もあり、未撮影の作品もまたまた発生したりと反省しきりです。すみません。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

By T講師