アトリエ・マイルストンブログ

2016年10月15日土曜日

キッズたち、迫力の力作誕生

土曜日・晴れ

YAちゃん(小6)、今日はブリキのバス以来の久々のデッサンを行いました。
そのモチーフは一昨日YYさんが持参、デッサンした柿の実です。


YAちゃんの写生デッサン「柿の実」が、見事に完成しました。
 葉や枝付きがYAちゃんの興味を引いただけあって、気持ちの入った良いデッサンに仕上がりました。
枝やヘタの乾き具合や表皮のテカリもリアルで、質感や量感に富んだデッサンとなりました。
おめでとう。

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SH君一行がやって来ました。
何を思ったのかそのSH君(小5)、速攻でダンゴ虫の描写に取りかかりました。

気が乗っていたのかSH君、画面いっぱいに大きく拡大したリアルなダンゴムシを再現しました。
正確な形体に的確な水彩を施してリアルな質感に仕上げました。
爬虫類や昆虫好きな男子の典型のような水彩画となりました。

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片や従兄弟・同級生のT君、その爬虫類のワニやヘビ、また毒カエル、昆虫等と悩み、やっとのことで決定。
そのモチーフに決まったのは意外にも哺乳類のマントヒヒでした。
T君、そのマントヒヒの形体の特徴を良く掴んで線描しましたが、あえなく時間切れ。
彩色を次回へと回すことになりました。次回の彩色・完成、楽しみです。

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HS君の妹のYちゃん(小1)、こちらはいつも同様の創作意欲満々で図鑑をめくりました。

Yちゃん、その意欲が実り、4匹の犬を可愛らしく描写・彩色しました。
指導のT講師とのコラボ(共同作業)とは言え、その経験が将来に繋がり、やがて開花することと思います。
その日の来るのも近い将来だと思えるYちゃんの今日の絵面と熱い心意気でした。

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Sa姉弟、前回後半から始めた水彩画の続きを行いました。

姉のMSちゃん(小4)、不思議な色合いのネコちゃんを描き出し、その体毛の色の表現に腐心しました。
で、MSちゃんが思いついたのは灰色の下地色の上に銀色を薄く塗り重ねると言う独自の手法でした。
MSちゃん、更にネコちゃんの目には金色の絵具も重ね、図鑑のような繊細な色具合を再現しました。
その努力や効果も見事に実りましたが、その分、細部の描き込みなどは次回となってしましました。
でも今回行った試みはとても重要な出来事で、それはMSちゃんの今後の創作に大いに役立ちます。
お疲れ様、まだ完成ではないのですが、その独自に工夫するスピリット(精神)や行動、おめでとう。

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弟のAS君(小2)が描いたのは乳牛のホルスタイン種。

その巨体が画面いっぱいに描かれ、迫力の水彩画の誕生となりました。
AS君ならではの構築性の感じられる確かなデッサン力が活きた快作となりました。
特にタップリと蓄えられていそうなお乳の表現が簡潔ながらもリアルで、牛さんの表情と互角の魅力です。
おめでとう。

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Hツインズ(小2)、久々の登場。今日も図鑑から好きな生き物を選びました。


SH君、大好きな昆虫を選び、クワガタとカブトムシを迫力タップリに仕上げました。
味わい深い形体に、これまた味わい深い調子・タッチを乗せ、結果 味わい深い作品の誕生となりました。
微妙ながら胴体の丸みある立体感や、細部までこだわった脚の形状や立体感が秀逸な表現となりました。
おめでとう。

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一方のYH君は魚類図鑑から興味ある魚を選び出しました。

YH君が描き出したのは古代魚で有名なあの「シーラカンス」です。
YH君、その特徴ある形を捉え、丁寧・的確は筆致でその表面を見事に描写しました。
まるで本物のようなリアルなシルエットが魚拓のようで、迫力ある水彩画の誕生となりました。
おめでとう。