2016年6月30日木曜日

RiSちゃんの初油絵、開始

6月末日・木曜日・曇り(早朝・夜 雨)

散歩中に見つけた、葉の上の一か所だけの水滴溜まり。
「あら不思議」とカメラに収めましたが、上方の樹木から落下した大粒の雫のせいなのでしょうか?

* * *

前回、綺麗な植物画を描き上げたRiSちゃん(小5)、今日から初めての油絵に挑戦します。
周囲のアトリエ・キッズ女子たちに刺激されて、持参した愛犬の写真を元にした油絵です。

 鉛筆で下描き中。     いよいよ彩色開始。

RiSちゃんの初油絵の栄えあるモデルに選ばれたのは、愛犬チワワの麦ちゃん。
RiSちゃん、今日は線描構図取りを行い、下地となる色を4色 塗り分けました。
的確な形体と丁寧な色分けのおかげで、早くも良い感じが画面から漂っています。
RiSちゃん、次回完成を目指すと意気込んで、今日の作業を終了しました。
次回の仕上げ(予定)、大いに楽しみです。



明日より7月!、今年も早 半年が過ぎ去り。
「光陰矢の如し」、もっと頑張らなきゃ・・・。

2016年6月28日火曜日

AYちゃんのタカ、見事に完成

火曜日・雨 のち 曇り

前回、見事なカボチャのデッサンを描いたChちゃん(小5)、今日から2本立てで新作を開始しました。

 Chちゃん、まずは初油絵のための額縁作りを開始。今日は2本の桟材をL字型にクランプ利用で接着。
次回は45度の角度で4本カットして、接着する予定です。

Chちゃん、額縁作りと共に新作の描画も開始。
今回は花柄のティー・カップを色鉛筆を使って、彩色ドローイング(デッサン)することになりました。
今日はその初日として構図取りと形体の線描が行われ、更に3色の下地色が施されました。
もう既に良い感じが漂っていて、完成のイメージが広がり始めました。
次回の続き・完成が大いに楽しみです。

* * *

製作意欲旺盛なAYちゃん(小1)、今日はパパからのリクエストの鷹を描きました。


AYちゃん、パソコン画像から若いタカの姿を選び、しっかりと線描。その後 彩色も行われ。めでたく完成。
その正確・端正な形体は素晴らしく、また彩色の翼などの斑点も的確に見事に描写しました。
前回のママのリクエストのペガサス同様、小1とは思えない観察力と描写力で活き活きとしたタカが誕生。

AYちゃん、タカの羽の斑点模様の描写にかなり苦労、今回初めて疲れたとの事でした。
よって描画・完成後は、紙を使ってミニ本作りを楽しみました。お疲れ様でした。
頼もしい限りの小1・AYちゃん、次回も大いに楽しみです。

2016年6月27日月曜日

明治の洋画ー10、和田英作

月曜日・晴れ 夜雨

「名作美術館(その177):明治の洋画-10:和田英作の英気」

今回の当コーナー、ネット上の良質な画像に恵まれ、数点掲載することが出来ました。

下の夕暮れ時の渡し場のシーン、美術の教科書で記憶されている方もいると思います。
美しい夕日を背景に少年が川向うを凝視して、誰かの帰りを待っているような印象的な光景です。
背後には野良仕事を終えて家路に向かう農夫たちの姿、ドラマチックな構図が映画の1場面のようです。

「渡頭(ととう)の夕暮れ」(1897年)東京芸大美術館

こちらもまた美しい夕暮れ時を描いた作品で、老女の顔や姿が克明に描かれています。
手にするこうもり傘や腰の手ぬぐい等の小道具もリアルで、老婆の半生とその行く先を想像してしまいます。

「おうな(老女)」(1908年)、東京国立近代美術館

次の2作もまたドラマチックな場面が描かれています。
、「明け近し」の文机を前にした女性の背後からは、早朝の薄青い光が室内の燈明と絶妙に混在しています。
意中人への文をしたためようと奮闘していたのか、一睡だに出来なかったようなその表情は重く印象的です。
「思郷」もまた窓の外、遠くを見つめる日本髪・着物姿の女性で、背後の窓枠から察すると西洋館のようです。
両作共に光の方向などの設定や、女性の無表情とも言えるような眼差しが見る者の想像力を掻き立てます。

     「明け近し」                     「思郷」

下2点もまた光が美しい肖像画です。
「赤い燐寸」は友人をモデルにした絵で、背後の青い海と帽子が織りなす逆光気味の光が美しいです作品です。
こちらを凝視する力強い眼差しと武骨な手に、明るい外光に相応しい男性的なエネルギーが感じられます。
女性は広島は尾道出身の作家18歳の時の肖像画で、偶然出会ってモデルになってもらった作品との事。
こちらは拡散した柔和な室内光を画面の両側から微妙に当て、うら若き女性の生命感を演出しています。

     「赤い燐寸(マッチ)」           「横山美智子肖像画」(1913年)

画家の作品は一見写生的ながら良く練られた光や構図を用いており、その英気は見事と言う他ありません。


画家は肖像画や人物画のみならず、風景画にも情熱を注ぎ、富士山が描きたくて静岡県清水市に転居。
数多くの美しい富士の姿をその豊かな気象現象と共に描き上げて、当時から著名だったとの事です。
これは筆者の推測ですが、銭湯の壁面・背景画にも多大な影響を及ぼしているのではと思っています。

「三保の松原」

和田英作(1874年~1959年)
鹿児島出身の画家は同郷の黒田清輝の下、東京美術学校にて学び、卒制で「頭渡の夕暮れ」を描く。
後にドイツやフランスにも留学。パリ・ルーブルではミレーの「落穂拾い」等も模写したとの事。
帰国後は東京美術学校で教鞭を取り、教授・校長にも就任。文化功労者や文化勲章も受賞。
画家は黒田清輝の後継者として、明治時代における美術教育の中心的存在として活躍した。

画家の確かな技術に裏打ちされた穏健な画風は、後に出てきた急伸的な芸術様式の到来で埋没。
我が国にもフォービズムやキュ-ビズム、表現派等の大波が押し寄せ、写実画は時代遅れとされた。
しかし画家の感性・英気によるその作品は、その急進的な画風の画家たちの作品より新鮮に見えます。

* * *

「ミュージック・ギャラリー(その210)」

今回の当コーナー、前々回に登場したちあきなおみさんの曲を聞きたくて、もう1曲取り上げました。
この歌も当コーナーでは確か3度目で、筆者の中では前曲とペア的な存在で、脳裏で響いています。
暑くも寒くもない湿度高い日には、そのしっとり声や分厚いコーラスが筆者周囲を包む大気のようです。
吐息のようなエアー感 豊かな歌声、ご堪能下さい。

ちあきなおみ、「星影の小径」(1992年)、元唄:小畑 実(昭和25年)

ウクレレの軽やかながらも糸を引くようなシャッフル・リズムも良い感じで、梅雨時を快くしてくれます。
他の楽器編曲もお洒落で、透明感あるギターやマンドリンの奏でるトレモノ・オブリもまた快感です。

昭和歌謡で時折登場するアカシアの花、残念ながら筆者には馴染みなく、ニセアカシア等もあり、複雑。
加えてミモザ・アカシアと言う種類もあって、ミモザのことをアカシアと呼ぶこともあるようで、益々複雑。
そこでそのミモザ・アカシアの映像を拝借。開花期は種類によって異なり3月から6月までとの事です。

ギンヨウアカシア(ミモザアカシア)
かなり季節はずれになってしまいました(それともギリギリ?)。
「アカシアの雨がやむとき」の方が、この季節にまだ多少はフィットしていたのかもしれませんね。
やはり、ちあきの「雨に濡れた慕情」も名曲・名唱ですが、艶っぽ過ぎてこのコーナーでは一寸・・・。
「遠くなりにけり、昭和歌謡情緒」

「追記」

但し嬉しいことに筆者の若かりし時代を飾る「昭和歌謡」、今、世界的に愛好家が静かに激増中との事。
インターネット・SNS時代、youtube等の動画の全世界的配信で、新たな歌謡曲ファンが生まれています。
美しく親しみやすいメロディーに綺麗な言葉がワールドワイドに認知され、その愛好家が世界中に誕生。
由紀さおりさんは米国のジャズのビッグバンドに誘われて「1968」と言うアルバムを発表、大好評です。
ピンク・マルティーニと言うバンド名で検索すれば、往年の名曲の素晴らしい名唱名演が堪能できます。
筆者個人も60年代は和洋問わず、大好きな曲・歌手たちが目白押しで、こんな現象に目を細めています。
「遠くにありし昭和歌謡、世界の人々の心を捉えて今再び復活中」
(亡くなられた歌手・作詞作曲家も多いですが、)嬉しい限りです。

By 講師T

2016年6月26日日曜日

MSさん2作目油絵、祝完成

日曜日・晴れ

MSさん、製作中の油絵の仕上げに取りかかりました。

メガネをかけ直し、細部の仕上げに集中するMSさん。

MSさんの油絵「後姿の男(筆者仮称)が、本日めでたく完成しました。
MSさん自身が撮影したと言うこの男、実は大道芸人とのことで、演目終了後の帰りの姿とのことです。
手に缶ビールと衣装や小道具入りのキャリー・バッグ、飄々とした哀愁漂う後姿が良い雰囲気です。

今日は各細部の詰めを行い、更にバッグの表面に新たにステッカーを描き加えました。
そのステッカーは知る人ぞ知る60年代ロックの伝説的バンド「ベルベット・アンダーグラウンド」のシンボルです。
ちなみにそのバナナの作者はアンディー・ウォーホルで、男のジャケットの三日月に呼応しているかのようです。
MSさんによってリメイクされた背中のRelaxと言う文字が、男の気持ちを表しているようで想像尽きない作品です。

以前にも記しましたが、パフォーマンスを終えた充足感が満ちているようで、口笛や鼻歌をも聞こえてくるようです。
後姿男の背景もまた横からの長い西日が差していて、男の過去・現在・未来を暗示しているようで、良い感じです。
油絵を始めて2作目とは思えないMSさんの遊び心と描写力が光る都会的なオシャレ感豊かな油絵の誕生です。
おめでとうございます。
額装して、是非とも日常空間にてその観賞を大いに楽しんで下さい。

* * *

AYさんもまた製作中のアクリル画「モクレン」の仕上げに取りかかりました。

AYさん、今日は幹や枝に更に逆光ハイライトを追加、花びらや咢の部分の繊細な調子の微調整も 行いました。
今日の作業で、もう完成と言っても差し支えない状態となりました。
次回、最終的な見直し・微調整加筆を行い、完成・落款の運びとなります。
楽しみですね。

* * *

西日とパノラマティックな雲に飾られた今日の大山(アトリエ近所にて)

今日もまた、アトリエ冥利に尽きる1日でした。

2016年6月25日土曜日

S姉弟の贈り物板絵、祝完成

土曜日・朝 雨 のち 晴れ(強風)

MFさん、製作中の額縁と、新作水彩画の続きを行いました。

MFさん、フレーム4本の両端全てを45度に切り落とし、専用機材を使ってめでたく接着しました。
次回は表面の研磨仕上げと、第1回目の塗装が予定されています。楽しみですね。

MFさん、同時進行の水彩画(「ファーブル昆虫記の挿絵より)のためのトレースを終え、彩色を開始しました。
初日にもかかわらず、その繊細な画面からはもう既に良い雰囲気が漂っています。
次回の完成が早くも楽しみです。

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YYさん、製作中のアクリル画の仕上げに取りかかりました。

YYさんの「和柄模様」、大方の彩色を終え、菊の縁取りの金色2色に分けて丁寧に塗り始めました。
但し完成には至らず、その一歩手前で今日の作業を終了。
その甲斐あって、緻密で繊細で華やかな画面となりました。
次回、細部の線描などを行って、いよいよの完成となります。
次回の仕上げ、大いに楽しみです。

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YAちゃん(小6)、前回から板絵作りを続けました。

ところがYAちゃん、前回の板絵を取りやめ、インスピレーションが沸いたと言う「霊符(御札)」作りを開始。
御札(おふだ)に相応しい文言を記し、彫刻刀を用いて彫刻も開始。
YAちゃん、やはり自作油絵連作の謎の少女同様の不思議少女です。
次回の続きが楽しみです。

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 前回、カボチャのデッサンを描いたYYちゃん(小6)、今日は水彩でリンゴの写生にトライしました。

YYちゃんの水彩写生画「リンゴ」が見事に完成。
リアルな表現には適切な下地重ね法と片ボカシ法を駆使して、量感あるリンゴが出現。
形体・色彩・質感・空気感など、魅力的な写生画となりました。

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S姉弟、2コマ授業で製作中の板絵の仕上げ作業を行い、更に新作にも取りかかりました。
姉弟の板絵プレート、二人揃ってお父さんへの「父の日」プレゼントとしました。





まずは姉YSちゃん(小6)のプレート、パパが大好きな自動車をモチーフに、感謝の言葉も記しました。
裏面もまた感謝の言葉と共に、パパの名前を英文字で大きく描き入れられました。
保護ニスの光沢も魅力的で、アンティックな雰囲気の味わい深い板絵となりました。



弟のKS君(小3)もまたパパの好きな時計をモチーフに、数字の踊るユニークなデザインが素敵な板絵です。
裏面には姉同様、パパんp名前と感謝の言葉が入れられましたが、こちらは日本語で堂々と記されました。
心温まる姉弟のプレゼント板絵に、きっとパパも大喜びしてくれることでしょう。
完成、おめでとう。


YSちゃん&KS君姉弟、板絵完成後の授業で新作に取りかかりました。

姉のYSちゃんは図鑑からレトロな自動車を選び、その首位には更に欧米の街頭を加えました。
そのオシャレな線描画、既にプロのイラストのような雰囲気が漂っています。
姉のYSちゃん、上の絵の加え、もう1点油絵を同時並行で描くことにしました。
今日はセザンヌの画集から気に入った風景画を選び、キャンバスの構図取りをしました。

弟のKS君もまた大好きな2枚羽のクラシック飛行機を選び、線描を開始。
次回から本格的な彩色が開始さっる予定です。
創作意欲旺盛なS姉弟の新作、次回が大いに楽しみです。

2016年6月24日金曜日

Yツインズの工作、更に進む

金曜日・曇り のち 雨

Yツインズ(小6)、製作中の工作を続けました。

Yツインズの背景は壁面追加・改造中の1階アトリエ

 SYちゃんの張り子「ブタ」、今日は下地・新聞紙の上に白い和紙を更に貼りつけました。
これで構造的に頑丈になり、次回から手足や顔の加工・接着が可能となります。
丸いまんまが良いとのSYちゃんの「ブタ君」、果たしてどんなシルエットのなるのか、
次回も楽しみです。

 * * *

一方KYちゃんの張り子の「フクロウ」は一歩先行していて、今日は翼を付け足しました。

 翼が背中部分に付いただけで、随分リアルになりました。
次回はクチバシ・尾羽・足などの加工・接着が予定されています。
楽しみですね。

KYちゃんが並行して製作中の木工「ハリネズミ君」も、今日はそのシルエットの全貌を明らかにしました。
懸案の木材の硬さも克服して(カービングは筆者が代行)、綺麗な体表面が姿を現しました。
次回はいよいよの彩色に取りかかり、完成する予定です。
いつもユーモラスな味わいを付加するYツインズの動物たち。
こちらもまた一体どのような「ハリネズミ君」が誕生するのか、
次回、大いに楽しみです。