アトリエ・マイルストンブログ

2016年5月20日金曜日

IKさん銅版画、アレンジ摺り

金曜日・薄曇り

IKさん、今日は銅版画「アダムとイブ」の本摺りのアレンジ(バリエーション)摺りを再開させました。

 製版中。             本摺り。
 IKさん、今日はアレンジ摺りの第1弾として、「(インクの)拭き残し摺り」を行いました。
これまでのストレート摺りとは違って、版の下部を大幅に吹き残し、中空の2人だけを浮かび上がらせました。
拭き残しインクがかなり多かったため、樹木やヒマワリ、湖等が暗闇に必要以上に沈み過ぎてしまいました。
が、その分、アダムとイブを包む空間がより深く神秘的になり、視線が自然に二人の浮遊裸体に集中します。

2人の肌に妙味ある質感も出て、これはこれでバリエーション摺り・第1弾の成功と言えるでしょう。
「拭き残し摺り」の濃淡の振幅を作ることで、画面の世界が随分と違う表現になるので、版画の良さとも言えます。
次回のアレンジ摺りもますます楽しみです。

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Yツインズ(小6)、2人仲良く並んで、クラフトを楽しみました。


SYちゃん、今日は製作中の「ハリネズミ君」の方はお休み。新作の張り子の取りかかりました。
SYちゃんがそのモチーフに選んだのが「コロコロ・ブタちゃん」で、早速風船を膨らませて、張り子を始めました。
御覧のようなまん丸い形が現れました。
「もう少し長くしないの?楕円にも出来るよ。」の筆者の問いに、「いいーの!まん丸いのが好きなの!」との返事。
昔日にあった陶器製の「豚型の蚊取り線香入れ」を思い出し、筆者 笑ってしまいましたが、それも良しです。
次回の続きと、「ハリネズミ君」の再開が共に楽しみです。

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一方のKYちゃんは、前回から始めた「フクロウ」の張り子製作を続けました。
今日は新聞の紙片をもう1度貼り、更に白い和紙を重ね貼りしました。
強度はこれにて確保されたので、次回は翼や脚などの工作を開始する予定です。
Yツインズの動物工作三昧、更に充実しそうですね。