アトリエ・マイルストンブログ

2015年8月31日月曜日

TN君の課題絵、祝完成

8月20日・曇り
このブログは、8/31にアップしました。
 
 KIちゃん(小6)、製作中の宿題ポスターの続きを行いました。
テーマの「ごはんとお米と私」どおり、テーブルの上の食品・料理を加筆しました。
中央の大きなおむすびが印象的ですね。
次回の仕上げ(予定)が楽しみです。
 
 * * *
 
TN君(小3)、夏休みの課題絵「トンボ」の仕上げに取りかかり、本日めでたく完成させました。 
白い雲が浮かぶ夏空を背景に、自由・気ままに活き活きと飛翔・乱舞するトンボたちの姿が印象的です。
画面下で青々とたなびく草むらの上の大小のトンボたちがユーモラスでリズミカルな快作の誕生です。
 


Yツインズのポスター祝完成

8月19日・水曜日・曇り
このブログは、8/31にアップしました。

Yツインズ(小5)、夏休み宿題のポスターの仕上げにやって来ました。

 
SYちゃんの「動物愛護」ポスターが、本日めでたく完成しました。
味わい深い青緑色の水面を進むカモの親子の姿が可愛く描かれました。
ポスターの趣旨が簡潔明瞭に表された力作の誕生です。
 
* * *

一方のKYちゃんの「動物愛護」ポスターも、めでたく完成。
ユーモラスな姿の3匹の青色の野鳥と、背景のピンク色の対比が綺麗ですね。
書き損じた愛の文字、背景色を塗り直して加筆予定でしたが、後は自宅でやるとのこと。
完成の喜びのあまり、二人で祝杯モードとなってしまいました。

  
「おまけスナップ」
 
左:完成した途端、余った絵具でマニュキアごっこに興じる仲良しツインズ。 
右:授業後の帰宅前、表のプールを見つけ、水遊びに興じる仲良しツインズ。
めでたし、めでたし。

2015年8月30日日曜日

ホックニーの「プール」

8月17日・雨・お盆休み明け
このブログは、8/30にアップしました。

「名作美術館(その132):ホックニーのプール」

前回のベン・シャーンのプールに続き、プールの第2弾をお届けします。
今回はイギリス出身で、今日の美術シーンを代表するアメリカ在住の画家ホックニーの作品です。

David Hockney " The Portrait of An Artist (Two figure), 1972

今回のプールは、デビッド・ホックニー「画家の肖像(二人の人物)」と題されたアクリル画です。
赤いジャケットを着た画家本人と水面の波で揺らぐ下着姿で潜水する若い男が描かれています。
最新の画材を取り入れた画面は明るく乾き、現代アメリカ映画の1シーンを見ているかのようです。
場所は山間(やまあい)に設えられた、おそらく個人(画家)宅のプール。
乾いたプールサイドの画家の足元の影は長く、早朝か、もしくは夕刻時。
カリフォルニアはロス郊外の光の下、二人の会話を想像してみるも良し。

前回のベン・シャーン作のプールより10年ほど時が進みつつも、何か共通する空気感を感じてしまいます。
北米大陸の風土、大国のスケール、あらゆる文化や歴史を背負った無数の人々、その成功と挫折等々・・・。
筆者の空想は尽きません。

 " A Bigger Splash" (1967)

こちらの両作品もまた画家の代表作とも言えるシンプルそのもののアクリル画作品です。
正方形のキャンバスの幾何学的な建物とプール、タイトルの大きな飛沫が描かれています。
カリフォルニア、ロサンゼルスの風土や歴史など、シンプルながら大量の情報を想起させてくれる傑作です。
米国発のポップ・アートと出会い、自らの夢を実現させた英国出身の画家ならではの視点では・・・。

* * *

{ミュージック・ギャラリー(その160)・夏戻し歌」

今回の当コーナー、上のホックニーと同国繋がりと言えるかもしれません。
カリフォルニア発のサーフ・ミュージックに触発された、米国のベンチャーズとライバル視される英国バンドの曲です。
画家として大成したホックニーにとっても、アメリカの地は曲名通りの存在だと思います。
ホックニーの上作品3点のBGMにも、それなりにふさわしい空気感が感じられれば・・・。

ザ・シャドウズ、「ワンダフル・ランド」(インストルメンタル)
The Shadows, " Wonderful Land ",(1962)

秋雨の多いここ数日、猛暑から開放されて嬉しい反面、一抹の寂寥感も・・・。
夏風情の典型のプールを再登場させ、今年の夏去りを惜しむことにしました。

つい先だって登場したばかりの「名作美術館」と当コーナーです。
遅れ遅れのブログの編集を最優先させるべきだとは承知、でも、これもまた筆者の楽しみのひとつ。
以前から準備していた夏用資料、無駄にするわけには。でも、やはり"Time files fast."(光陰矢の如し)。
頑張らなきゃ・・・。

By 講師T

2015年8月28日金曜日

お盆休み

8月13~16日の間は、お盆休みでした。
このブログは、8/28にアップしました。

遅れ遅れのブログ・アップ、リアル・タイムに近づけるよう目論むも・・・。
夏風邪も患ってしまい、あえなく頓挫。

町内(森の里)の夏祭りの最後を飾る花火

お盆明けはご承知のとおり、すっかり秋の気配。
頑張ります。

TN君の夏休み課題絵、開始


8月12日・水曜日・晴れ
このブログは、8/28にアップしました。

TN君(小3)、夏休み宿題の課題画「トンボ」の製作を開始しました。

TN君、画面中の大小のトンボを配し、背景となる空色の彩色から始めました。
乱舞する賑やかなトンボたちの作品になりそうです。
次回の続きが楽しみです。

Yツインズ、宿題ポスター開始

8月11日・火曜日・晴れ
このブログは、8/28にアップしました。

前回、初風景画を仕上げたYツインズ(小5)、今日から宿題ポスターに取りかかります。


Yツインズが課題の中から選んだのは動物愛護ポスター。
SYちゃん、依然KYちゃんが描いた「カモの親子」をそのモチーフに選び、彩色を開始しました。
背景に塗られた水面の青緑色がもう良い雰囲気を醸し出しています。
次回の仕上げ(予定)が楽しみです。

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KYちゃんが選んだのもやはり野生の鳥で、支配色となる背景のピンク色を平塗りしました。
こちらもまたYツインズの持ち味のユーモラスな雰囲気が良いですね。
次回の仕上げが楽しみです。

2015年8月27日木曜日

ベン・シャーンの「プール」

8月10日・月曜日・雨
気温低く、秋の訪れのよう・・・。
このブログは、8/27にアップしました。

「名作美術館(その131);プール」

Ben Shahn "Swimming  Pool"

今回の当コーナーは、20世紀アメリカを代表するベン・シャーンの作品です。
画材・制作年・サイズ等、詳細は不明ですが、データ無しの鑑賞も王道です。
制作年代は、おそらく60年前後と思われます(判明すれば、後日・記します)。

飛び込み台の男、左端フェンスの男、二人とも画面に背を向けたドラマチックな場面です。
その背景を占める青や青緑、ピンポイントの赤や黄のアクセント、鋭い描線の白の縁取りや黒い鉄のポールなど・・・。
華やかなイメージのあるプールやスイマーにしては、何故か寂しげな空気感が漂っています。
画面には画家が見つめてきた文明社会の人間像が色濃く反映され、その文明や社会そのものを物語っているようです。


上記作品の筆者による画面下部のみの部分トリミングです。
この構図だと、一気に夕刻時の寂しさみたいな風情が感じられ、夏の終わりのような一抹の哀愁すら感じられます。
画家や原画に失礼なことかも知れませんが、実は筆者はそのようなことを行って、アレンジ鑑賞を楽しんでいます。
邪道かも知れませんが、画風を尊重しながらも新しい発見等を楽しむこともまた許される範囲・行為だと思います。
満面の水をたたえたベン・シャーンの「プール」、エメラルドやアメジスト色のブルー(哀愁)が堆積しているようです。

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「ミュージック・ギャラリー(その159):夏去り(?)歌ー2」

前回の当コーナーに続き、夏が去りゆくような曲となってしまいました。
夏盛りの8月とは言え昨今の秋風情で、例年のような夏歌が筆者の脳裏には到来しては来ません。
筆者の条件反射的オートマチック・ジュークボックスに針が落とされたのは、何故だかこの曲でした。
ベン・シャーンの「プール」も同時代と推量され、そのBGMにも意外とハマッているかも知れません。

ナンシー・シナトラ 「ジ・エンド」 
Nancy Sinatra " The End " (1965)

久々のナンシー・シナトラ、以前アップした「シュガー・タウン」に続き、当コーナー2度目の登場です。
「親の七光り・歌手」など、その評価があまり芳しくないのは重々承知。でも筆者には魅力的な歌手の1人です。
声量・声域を誇示する本格派歌手より筆者の心に残る彼女の危なっかしい歌声、その存在感はいまだ冷めず。
情緒や空気感を大事にするその歌は、音楽が歌唱力だけではないことを筆者の幼年時代に教えてくれました。
季節が移ろうこの時期、朝夕の冷え込みと彼女の囁きのようなクールな声がマッチしているような気がします。

学童クラブのプールも お盆明けと共に「店終い」。
「処暑」も過ぎ、秋の訪れがまた1歩進みました。
「夏歌」の少なかった今年の当コーナー、ちょっと寂しい気がします。
残暑の再来は承知の上、敢えて「猛暑よ、さらば!」 夏終い。

By 講師T

2015年8月24日月曜日

AYさん、RSさんの伝統画

8月9日・日曜日・涼風
立秋を経て、更に秋めいてきました。
今日のアトリエは、キッズの授業のお休み日です。
このブログは8/24にアップしました。

「国宝・楓図屏風・部分」の自由模写を制作しているAYさん、その続きを行いました。
今日は楓の葉や他の植物の細部等に手を加え、画面全体の雰囲気を吟味しました。
仕上げをどのようなものにするかが決定され、次回からの加筆が行われる予定です。
楽しみです。

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こちらも初・日本画・自由模写中のRSさん、今日も細やかな描写を続けました。
今日は葉の緑を更に描き加え、その表面に金色の葉脈を描き込みました。
繊細な葉の形と、そのリズム感やシルエットが美しいですね。
次回も楽しみです。


「講師・後記」

古典的な日本画(江戸期の屏風絵など)が、自由に再現・模写されることは意義深いことです。
現代が忘れがちな万物の形象の豊かで繊細な表現法など、学ぶべき意義は大きいものです。
これからも、おおいに楽しみです

今日も宿題3作、祝完成

8月8日・土曜日・晴れ・立秋
このブログは、8/24にアップしました。

中学生になって部活で忙しいHNちゃん(中2)、学校の美術課題作りを行いました。

課題は、正方形の用紙に動きのある動物を鉛筆画で描くと言うもので、他にも多くの条件や制約があります。
HNちゃん、まずはパソコン・図鑑などで資料を収集。その条件に従って、大まかな配置・構図を決めました。
部活で多忙なため、続きは自宅で行うことになりました。がんばって下さい。
どんな作品に上がってくるのか?楽しみです。

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久々Mツインズ(小6)、夏休み宿題のポスター作りを始めました。


YoMちゃんは「愛鳥週間」を選び、今日はその構図取りを行い、下地色2色まで塗りました。
生態系的に適応範囲の狭いカワセミをその主題に沿えたシンプルな構図が力強いですね。
次回の続きが楽しみです。

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SMちゃんは「動物愛護」を選び、やはり構図取りを行い、明るい背景色を丁寧に塗り込めました。
可愛い仕草の柴犬と可愛がる女性の姿が、こちらもシンプルで印象的な構図です。
共に、次回の続きが楽しみです。

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夏休み宿題のポスターで「産みの苦しみ」中(本人はアッケカラン?)だったYAちゃん(小5)、
やっと、そのモチーフと構図が決まり、めでたくも彩色を始めました。
次回の続きが楽しみです。

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夏休み宿題の自由画「沖縄・首里城(仮称)を制作中のNAちゃん(小5)、その続きを行いました。
今日は前回までに設えた背景の手前広場に、観光客の姿を加え始めました。
それぞれの姿や仕草が、行楽地らしい華やいだ雰囲気を醸し出しています。
多くの人々とその緻密な描写にそれなりの時間を要しましが、それだけの見応えある画面となってきました。
次回の続きが楽しみです。

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YUGOとYUZUちゃん兄妹、制作中の宿題・自由画の仕上げに取りかかりました。


兄YUGO君(小5)の自由画「沖縄の海(仮称)」が、本日めでたく完成しました。
光が差し込むエメラルド・グリーンの水を背景にシュノーケリングを楽しむ本人が描かれました。
YUGO君の眼前でたわむれる魚たちもリアルで、活き活きとした迫力ある力作が誕生しました。
特に大好きな亀の色々な形態が秀逸で、光っています。

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妹のYUZUちゃん(小1)の自由画「イルカ・ショー(仮称)」も、本日見事に完成しました。
空中高く跳ね上がるイルカたちや、YUZUちゃんたち観客の様子が活き活きと、迫力たっぷりに描かれました。
イルカ・プールの縁同様の水平線の曲線もスケール感豊かな表現に一役買っている力作となりました。

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宿題ポスターを制作中のYYちゃん(小5)、その仕上げに取りかかりました。


YYちゃんの宿題のポスター「動物愛護」も、本日見事に完成しました。
今日は画面全体に花ビラなどを加え、更に動物も増やしました。
その効果もあって、賑やかで明るいポスターとなりました。

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KMちゃん(小3)、制作中の宿題・自由画の描写を続けました。
今日も画面を大きく占める背景の山の緑を塗りました。
桜の木の細かい花や枝を除け塗りするので、それなりの時間を要しました。
でもその甲斐もあって、絵全体の雰囲気が見えてきました。
次回の続きも楽しみです。

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H君(小2)が体験授業に訪れ、早速 夏休みの主題ポスター作りを開始しました。

選んだテーマは「防災ポスター」。H君、アッと言う間にモチーフと構図を決定、即 彩色も開始しました。
紙面は見る見る内に迫力ある豪雨・災害の場面となりました。
画面中央で走る大きな雷や、ゲリラ豪雨を降り注ぐ黒雲が秀逸です。
次回の続きが楽しみです。

2015年8月22日土曜日

夏休み宿題絵3作、祝完成

8月6日・晴れ
このブログは、8/22にアップしました。

MaIちゃん(小6)、制作中の宿題絵の仕上げに取りかかります。


MaIちゃんの宿題・自由画「つい寝てしまった私(講師による仮称)」が、本日見事に完成しました。
勉学に日々頑張っているMaIちゃん、塾主催の夏期講習でつい居眠りした場面を画題にしました。
一生懸命の講師や周囲のライバルたちの驚いた表情が豊かで、リアルな場面が表現されました。
MaIちゃんの足元のザックやペットボトルなどの小物もリアルな快作で、つい笑ってしまいます。

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KIちゃん(小6)、制作中の夏休みポスターの描画を続けます。
今日は画面下部のテーブルと主人公の少女に筆を入れました。
次回、前部の食品と少女の顔に彩色したら、作品の全貌が分かってきます。
次回が楽しみです。

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S兄妹とHaT君が連れ立ってやって来ました。
制作中の宿題ポスターの続きを行いました。


兄のKS君(小6)の環境保全ポスター「地球温暖化防止(仮称)」が、本日めでたく完成しました。
北極の氷が人類の所業次第で、動物達や人類の運命を左右すると言う図式が見事に表現されています。
排気ガスやその大気がドラマチックに描かれたスケール豊かなポスターの誕生となりました。
日常生活に置けるリサイクルの重要性も端的に表されている素晴らしい力作です。

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妹のRiSちゃん(小4)の宿題ポスター「動物愛護」も、本日見事に完成しました。
今日は野原の緑に草を加え、更に子犬の表情や姿を密度ある表現にしました。
その可愛らしさと入れられた段ボール箱とが、ポスター・テーマの全てを物語っている作品に仕上がりました。
一度見たら網膜から離れることはない力強い秀作ポスターの誕生です。

RiSちゃん、余った時間を利用して粘土細工も楽しみ、スイーツも幾つか作りました。
次回の彩色が楽しみです。

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HaT君、宿題ポスターのコンセプトがやっと決まり、その構図取りを線描で行いました。
リサイクルの図式も明快で、良いポスターとなる予感が漂っています。
「産みの苦しみ」を脱したHaT君、次回からの本格的彩色が楽しみです。