アトリエ・マイルストンブログ

2015年5月4日月曜日

モネの春絵(その4)

月曜日・晴れ・みどりの日
連日の初夏陽気に恵まれました。

色鮮やかなツツジの花々が公園や沿道の生け垣にて満開中

「名作美術館(その122):モネの春絵」

「アルジャントゥイユ近くの散歩道」
Claude Monet " Promenade near Argenteuil " 

またまたのモネ作品ですが、春の情緒たっぷりの爽快感が凝縮された光景です。
印象派の代表的画家ならではの色調分割法を用いた色彩と光が美しい作品です。
薫風や銀雲に若葉、色とりどりの花々、日傘に帽子姿の家族、最上の日常が眩しい名品です。

* * *

「ミュージック・ギャラリー(その148)」

前回(一昨日)の当コーナーのビージーズ、もっと聴きたくなって早々と再登場です。
映画「小さな恋のメロディ(71年)」の挿入曲の前回に続き、今回はその主題歌です。
主演のマーク・レスターの相手役の女の子(だった)、トレーシー・ハイドの珍しい映像付きです。

メロディー・フェア(映画「小さな恋のメロディー、テーマ曲)、ビージーズ
Melody Fair ( Movie "Molody" Main Theme ) / The Bee Gees (1971)

映画のマーク・レスターやトレーシー・ハイドに加え、この頃のビージーズも初々しく美しいですね。
同映画、英国や米国ではあまり注目されませんでしたが、日本国内では大ヒットを記録しました。
ヒロインのトレーシーさん、母国英国での引退後も日本国内では絶大な人気を維持していました。
年月を重ねられたトレーシーさん、いまだ美しく幸せそうで何よりです。終盤で涙を拭う姿が印象的です。
小さな区割り画面ながら、英文と和訳の両方が楽しめます。画面右隅の□マークで拡大出来ます。

その時代・その瞬間のみにある空気感、過ぎ去ってはじめて気がつく時空の魅力もあるのですね。
忘れかけていた この映画、また見たくなってしまいました。
春の風が生じさせた小さなセンチメンタル・ジャーニー・・・。

By 講師T