アトリエ・マイルストンブログ

2015年2月28日土曜日

YAちゃんの色鉛筆画、完成

土曜日・晴れ
春の訪れが実感できる温かな1日でした。

YAちゃん(小4)、今日は色鉛筆を用いて、花の絵を描きました。
一輪挿しの容器の雰囲気も良い感じで、今日の春の陽気に似合う絵に仕上がりました。
要所に施した柔らかな影のおかげで、温かな光も感じるイラストのような洒落た感じが素敵です。


2015年2月27日金曜日

今週の学童アート&クラフト

金曜日・晴れ
アトリエはお休みでした。
よって、代わりの「学童クラブ便り」です。

今週は久々に木片クラフトが復活。
魚の形を中心にパール粉を用いた宝石風アクセサリーなど、小1~2女子を中心に熱中制作しました。



少数派男子の1人Wk君(小1)、図鑑模写に励みました。


 Hrちゃん(小2)、パパの誕生プレゼントを製作、そしてめでたく完成。前日までに何とか間に合いました。
( みんなの力作・完成作は、後日まとめてアップする予定です。)

 *

「シーリング・ファン参上」

 今日、1階のT講師のクラフト・音楽・版画室の天井に、シーリング・ファンを設置しました。
天井が高いせいで、これまで暖房に時間を要していましたが、改善されること期待大です。

2015年2月26日木曜日

HA君の大画面新作・開始

木曜日・曇り

 MKちゃん(小6)、制作中の「西洋の城」の続きを行いました。
今日は、空や前景の緑、道路などに下地となる色を入れ、全体の様子が明らかになりました。
次回から、本格的な立体化や細部の描き込みが始まります。
楽しみですね。

 * * *

HA君(小3)、今日から新作で、やはりアニメのキャラクターを描き始めました。
しかし、当初の予定より大きく描きすぎたので、画用紙を6枚つなげて全体をどうにか入れることが出来ました。
はてさて次回はどうなることでしょう。
こちらも楽しみですね。

2015年2月25日水曜日

Yツインズの木工、着々

水曜日・曇り
アトリエはお休みでした。
よって、代わりの「学童クラブ便り:Yツインズの木工、着々」

木工作業に励むYツインズ(小4)、Snちゃん&Knちゃん。

 Snちゃんのカモ、今日は紙ヤスリを使って翼を研磨しました。
Knちゃんのフクロウ、角材を用いて切り株作りを始めました。
着々です。

2015年2月24日火曜日

三者三様の道半ば、着々

火曜日・曇り
昨日ほどではありませんが、引き続き 温かな1日でした。

SAさん、制作中のオリジナル・ファンタジー絵を続けました。
今日は池の水色を中心に筆が入れられ、良い雰囲気が更に高まりました。
次回も楽しみです。

* * *

YYさんも制作中の「伊藤若沖・模写」を続けました。
今日は鶏の首部の下地色に更に中間の茶褐色をボカシを利用して、羽毛を加筆しました。
次回も楽しみです。

* * *

 MMちゃん(小5)、制作中の木工「ネコ座像」を続けました。
今日は腹部を彫刻刀で彫り込み、胴体を更にリアルにしました。
また前脚と後脚の追加パーツを作り、本体には接続用の穴をルーターを用いて開けました。
まだ頭部が彫り込み前で、また耳も無いので、何だかワンちゃんに見えますが、着々です。
次回も楽しみです。

2015年2月23日月曜日

印象派の先人ベラスケス

月曜日・晴れ
今日は気温が20度を超え、さながら春本番(5月)の陽気でした。

アトリエ定休日
「名作美術館)その111):印象派の先人ベラスケス」

当コーナー、スペイン絵画の初登場です。
今日はスペイン黄金期(17世紀)を代表する大宮廷画家ベラスケスの傑作の紹介です。
今回の作品、タテ3mx ヨコ2.8mもある大画面の油絵です。
画のタイトルは「ラス・メニーナス(女官たち)」と言うスペイン王室の宮殿内の様子が描かれた西洋美術史上の名品です。
従来のかしこまった肖像画とは異なり、王室の日常の一コマがまるでスナップ写真のように活き活きと描かれています。

画面全体図                        その中央部・拡大図

ディエゴ・ベラスケス(Diego Verazquez )" ラス・メニーナス(Las Meninas)" 1656年、プラド美術館、マドリード

中央の王女に侍女や遊び相手の芸人や犬、傍らに画家自身、更に背後に侍従長らしきシルエットが描かれています。
画面中央の肖像画は国王夫妻の姿ですが、油絵ではなく鏡で、画面側にいる夫妻が映っていると言う説もあります。
時代を超越したリアリスティックな表現に一役買っているのは、近づいて見ると分かる生々しいほど残る筆触(タッチ)です。
以下は、部分拡大図です。

中央のマルガリータ王女

        画面右側の侍女                      宮廷画家の本人

筆触の無い写実が伝統だった当時のスペインのこの画家は、時代を超えて200年後の画家達を刺激することとなります。
画家の踊るような筆触が時と場所を越えて、フランスの画家達に再発見されるのです。後に印象派と呼ばれる一派です。
この革新的な宮廷画家のスナップ写真的表現とリズミカルで軽快な筆致に、時代が追いついた幸福な瞬間です。
同時に遙か東方の国からは平明で色彩豊かな木版画「浮世絵」が、この一派たちの目にも飛びこんで来ました。
画家の計り知れない影響が19世紀のパリで一気に百花繚乱、花開いたことは歴史の必然でもあったのでしょう。

今では当たり前のように感じられる筆触のある典型的な油絵表現ですが、その先駆者が画家ベラスケスなのです。

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「ミュージック・ギャラリー(その137):季節先取りの春歌」

今日の画家ベラスケスとはスペイン繋がりで、この懐かしい曲を選ばせてもらいました。
今日の春本番さながらの陽気が、筆者の脳内ジューク・ボックス内でも鳴り響きました。
普段はあまりラテン音楽を聴くことのない筆者ですが、爽やかな瑞々しいこの曲、春に刷り込みされたのでしょう。

ビギン・ザ・ビギン / フリオ・イグレシアス (1981年)
Julio Iglesias " Begin the Beguine ( Volver A Empezar )

世界中で大ヒットを記録したラテン・ナンバー、甘く伸びる豊かな歌声が「世界の恋人」と称される所以でもあるのでしょう。
イントロのダブルストップ・ギターの音色が、ジョージ・ハリソンのマイ・スイート・ロードを連想するのは筆者だけでしょうか。

先週の「雨水(うすい)」も過ぎ、春は一歩一歩と近づいてきています。
先週まで硬かったアトリエ隣家の梅の蕾も、一気に膨らみ始めました。
南からの太平洋・黒潮の湿り気が、空気を滲ませるのも もうすぐです。

By 講師T

2015年2月22日日曜日

MT君の卒業記念絵、祝完成

日曜日・雨

AYさん、製作中の銅版画の描刻と試摺りを続けました。

AYさんの銅版画「デューラーの自画像」模写、第6回目の試摺りを行いました。
今日は新たな試みとしてバニッシャーと言う道具を使用し、頭髪カール部のハイライト抜きを施しました。
その効果もあって明暗の対比が高まり、より質感や立体感が出ました。
顔面や手にも繊細な調子が加わりましたが、通常撮影ではうまく再現できませんでした。
次回の続きの作業もまた楽しみです。

* * *

I姉妹、今日も色々と楽しみました。

 姉のMIちゃん(小1)、今日は板絵とストラップで、魚を作りました(板絵はトレースを行いました)。

MIちゃんのストラップは上の赤い方で、下の小さな魚は妹のMIちゃんのです。

* * *

妹のNIちゃん(4歳)は写し絵を楽しみ、カラフルな蝶蝶を4匹仕上げました。
トレーシング・ペーパーの半透明な質感がソフトで、良い雰囲気になりました。

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MT君(年長さん)、前回から始めた保育園の卒業アルバムのための絵を見事に仕上げました。
MT君が選んだテーマの宇宙の絵は、壮大で賑やかでスケールの大きな世界の誕生となりました。
保育園卒業の記念にふさわしい力作、素晴らしいですね。


2015年2月21日土曜日

NFちゃん粘土細工ぐでたま


土曜日・晴れ


YMちゃん(小6)、前回から開始した樹木の絵の続きを行いました。
今日は前回の各所下地色の上から空と葉の濃調子を加え、立体的にしました。
今日の作業で、画面からは爽快な清々しい感じが漂い始めました。
次回の続きも楽しみです。

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YAちゃん(小4)、今日は制作中のカード作りをお休みにして、粘土細工を楽しみました。
但し作品画像、撮り損ねてしまいました。すみません(講師T)。

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久々登場のNFちゃん(小4A)、今日は粘土細工を楽しみました。
NFちゃんが作ったのは「ぐでたま」と言う何だか奇妙な玉子のキャラクター2体です。
「ナメコ」と言い、この「ぐでたま」と言い、巷では変なキャラが存在・流行るのですね。

NFちゃん、粘土が乾いたら顔の部分に目や口を描き込むとのことで、早速持ち帰りました。
どんな顔・表情になるのか、見てみたいですね。

2015年2月20日金曜日

お休み日の学童クラブ便り

金曜日・晴れ
アトリエは授業お休みでした。

よって代わりの「学童クラブ便り」です。
Yツインズ(小4)の木工、今日も進む。

工作に励むSnちゃんとKnちゃんです。

Snちゃんのカモ、粗目の棒ヤスリを使って表面を研磨。全体に丸みを帯びてきました。
Knちゃんのフクロウ、初体験の電動ルーターで顔面に穴を開け、嘴が接着されました。
日々の作業での変化を楽しむYツインズの二人。
来週の続きも楽しみです。