アトリエ・マイルストンブログ

2015年1月12日月曜日

巨匠の若き日の自画像ー2

月曜日・晴れ・温暖
祝・成人の日

昨日の臨時休業日に続き、今日はアトリエ定休日。

恒例の「名作美術館(その105)」です。

成人の日特集 : 昨年に続き「巨匠の若き日の自画像(その2)」を、お届けします。
昨年のこの日の特集は、ラファエロとレンブラントの二人の自画像を紹介しました。
今回は、この偉大なる画家・版画家に焦点を当ててみました。

アルブレヒト・デューラー「アザミを持った自画像」、油彩・板絵(1493年)
パリ、ルーブル美術館

 「自画像」デッサン・銀筆(1484年)             自画像」油彩・板絵(1498年)
ウィーン、アルベルティーナ美術館               マドリッド、プラド美術館

今回はドイツ・ルネサンスを代表する写実絵画の巨匠デューラーの自画像3点を紹介します。
「アザミを持った自画像」は少々中性的でナルシスティックな作品で、画家22才の作品です。
手にするアザミには、キリストの受難や独語で夫の忠誠等の意味があると言われています。

下左の作品は画家が13才の素描で、あどけなさが残るというより、そのものの雰囲気です。
下右は、イタリア帰りの衣装や帽子を身にまとい、画家としての自立と自負が感じられます。
自画像を単独の作品として成立させた先駆者・芸術家の若き希望や自我が輝いています。

* * *

「ミュージック・ギャラリー(その131):成人の日特集」

昨年の当コーナー、バフィー・セントメリーのサークル・ゲーム等でした。
今回は更に若さ溢れる歌手と楽曲と、そのパフォーマンスの登場です。
前回の当コーナーで紹介したビートルズの影響下の落とし子と言っても、差し支えないでしょう。

レディー・ガガ,「ボーン・ディス・ウェイ(ライブ)」(2011年)
Lady Gaga "Born This Way (Live Performance)"

色々と物議を醸し出す歌姫君ですが、東日本大震災ではいち早く支援の声を全世界に発信もしました。
この曲のオフィシャルPVのパフォーマンスも少々グロが入ってはいますが、渾身の作で正に圧巻です。
図太い神経と芯のある真のアーチスト歌姫、レディー・ガガの今後の益々の活躍を期待したいものです。
余談ですが、
最も好きなレコードはレッド・ツェペッリンのセカンドだとの事。筆者、その一言で彼女のファンになってしまいました。

By 講師T