アトリエ・マイルストンブログ

2014年6月30日月曜日

デイリー・ギャラリー、竹細工

6月末日・月曜日・薄曇り
アトリエ定休日

今日も前回に続いて、
「デイリー・ギャラリー(その21):竹細工」をお届けします。

「用の美」に着目するこのコーナー、前回のカゴに次いで竹細工品の登場です。
わが国の伝統的民芸品・実用品としての、竹の美しい造形の魅力を紹介します。

左:飯篭(みぞうげ)、岡山         右:買い物篭、大分

左:盛篭、大分                右:平笊(ざる)

左:椀篭、会津地方            右:亀甲篭、大分

左:盛篭各種、大分             右:弁当箱、熊本

などなど、他にも全国各地にて、多くの竹細工・日用品が日常を飾っていました。
名も無き職人さんたちの心のこもった温もりを、あらためて見直したいものです。

* * *

「ミュージック・ギャラリー(その101)」

今回の当コーナー、上記に登場した品に大分の竹細工が多かったので、それにちなんだ曲をと言うことで・・・
朝崎郁恵の「竹田の子守唄」を貼りたかったのですが、残念ながらロックされているようで貼付不可能でした。
そこで、この唄を代わりに・・・
奄美の唄者、NHKテレビの新風土記のテーマ・ソングでお馴染みの、味わい深い歌姫の世界をどうぞ。
伴奏のピアノも素晴らしいです。

故郷 / 朝崎郁恵 ( ピアノ:ウォンウィンツァン )

新日本風土記は、筆者のお気に入り番組の一つです。
心に染みいる唄者の声を聞いていると、故・司馬遼太郎氏の著作「街道をゆく」も再度 読みたくなってきます。
もちろん一番は、実際の帰郷や各地への旅行で、その土地土地の人々や民芸品にも出会いたいのですが・・・

By 講師T


2014年6月29日日曜日

大忙しのお休み日

日曜日・雨

アトリエは模様替えのため、臨時休業日でした。


またのご来訪を、お待ちしています。

2014年6月28日土曜日

KKちゃんパステル画、完成

土曜日・雨

KKちゃん(小2)、2コマ授業で今日も描画や工作を楽しみます。


KKちゃん、見事なトルコ桔梗のパステル画を描き上げました。
釣り鐘状の花冠やツル状の茎を感性豊かに、瑞々しく表現しました。
周囲の光や影、半透明な青いガラス瓶の容器も綺麗ですね。

KKちゃん、授業後半は、粘土細工を楽しみ、色々なオーナメントを作りました。
次回、仕上げを施す予定です。楽しみですね。

* * *

YAちゃん(小4)、今日からティー・カップを描くことになりました。
カップとソーサー表面の絵付け模様を、お洒落な雰囲気で描写しました。
次回、立体的な処理を施して、完成予定です。楽しみですね。

* * *

Y兄弟、描画とクラフトを楽しみます。

 
兄のKY君(小5)、今回もまた想像力溢れるシーンを描き上げました。
大好きな電車や鉄橋を主モチーフに、その周囲にジンベエザメやウミガメ、ダイバーを登場させました。
画面中央いっぱいに大胆に配された鉄橋のフレームが、大迫力とスピード感を生み出しています。

描画の後は工作用の飛行機のデザイン画を描き、1階のクラフト室で早速、工作を始めました。

* * *

弟のAY君(小3)もまた兄に負けないほどの大迫力の想像画を仕上げました。
画面大部分を占める海中にはたくさんの魚の群れや巨大な深海魚などを所狭しと出現させました。
まるで映画の1シーンを見ているようなドラマチックな作品の誕生です。

 
KY君AY君、二人揃って飛行機作りも行いました。
今日はその基本となる胴体を切り出し、カッターナイフで角棒の角取りを行いました。
丁寧・確実なカッターさばきが頼もしいです。次回の作業も楽しみです。



2014年6月27日金曜日

お休みでした

金曜日・曇り 一時 雨

アトリエは授業なく、お休みでした。

2014年6月26日木曜日

MMちゃんの色鉛筆画、完成

木曜日・久々の晴れ

前回、油絵を仕上げたMMちゃん(小5)、今日はティー・カップを描きます。

細かい模様をしっかり観察するMMちゃん。

MMちゃんの色鉛筆画「ティー・カップ」が、見事に仕上がりました。
表面の繊細な模様のみならず、陶器の質感もうまく再現しました。
全体を包む瑞々しく華やかな空気感が、素敵な作品の誕生です。

* * *

KMちゃん(小6)、制作中の油絵(セザンヌの模写)を続けます。
今日は、中間的な色彩を中心に、筆が入れられました。
次回も楽しみです。

* * *

HT君(小3)、今日も色々と描きました。

図鑑から描写したシャチ、直線的な形態把握で、精悍でシャープな表現が秀逸です。

HT君、次に乗り物図鑑から電車を描きました。
幾何学的な細部を積み上げて、電車のメカニカルな要素を、しっかりと再現しました。
男子ならではの独特なHT君の情熱と感性の合わさった二作品、素晴らしいですね。


2014年6月25日水曜日

男子3名のそれぞれ絵、完成

水曜日・曇り 一時 雨

HA君(小3)、今日は小型鯨の絵を色鉛筆で描き、細部を描いた後に水彩で固有色も加えました。
特徴が良く捉えられた完成度の高い作品となりました。

* * *

TN君(小2)、制作中の自動車の絵を見事に仕上げました。
ミニクーパーの特徴であるフロント・グリルやズングリとした形など、しっかり再現しました。
図鑑の切り抜き写真にはない車体下の影も加え、良い雰囲気です。

* * *

「Y君の体験授業」

体験授業にやって来たY君(小3)、大好きな自動車(ポルシェ)を描きました。
図鑑をしっかり観察し、今まで苦手だったと言う水彩を施して仕上げました。
ユーモラスな形と色彩・筆致がイラストのような味わい深い作品の誕生です。

緊張気味のY君、妹とママに見守られながら、お洒落な絵をものにしました。
お疲れ様でした。


2014年6月24日火曜日

MMちゃんセザンヌ模写完成

火曜日・曇り 午後より大雨

MMちゃん(小5)、制作中の油絵の仕上げに取りかかります。


MMちゃんの自由模写・セザンヌの風景画が、めでたく完成しました。

前景の丘や中景の家並みの立体的把握に苦労しました。
原画とは少々かけ離れた雰囲気となりましたが、キュビズム的な味わいが良い雰囲気です。
お疲れ様でした。

2014年6月23日月曜日

久々デイリー・ギャラリー

月曜日・曇り(夕刻より雨)
アトリエ定休日

今日は恒例の名作美術館ではなく、久々の
「デイリー・ギャラリー(その20): かご」です。

プラスチック製品の氾濫する昨今では、その素朴な形を見、また用いる機会は少なくなりました。
工業製品にはない手作りならではの温かな感触や風合いは捨てがたいものです。
今回は、作家物の高価・精緻なものではなく、民芸的な実用品を取り上げました。

沖縄・今帰仁村(なきじんそん)のわらび縄巻きかご各種

鹿児島・真竹かご          根曲竹・脱衣かご

筆者が幼小の頃には当たり前だった日用品、その再認識や復活が望まれます。
使い込んで、表面が飴色やヤニ色に変化していくのを味わうのも楽しいものです。

* * *

「 ミュージック・ギャラリー(その100)」

今日6月23日は「沖縄慰霊の日」。
軍総司令官の自決により、日本軍の組織的抵抗が終結した日です。
3ヶ月間に及ぶ大戦最大の地上戦で、20万余の命が失われました。
故郷では、板線香の紫煙が辻々で澱をなしていたものと思われます。

島唄 / 夏川りみ、作詞・作曲 宮沢和史(ザ・ブーム、1992年)

戦後生まれとは言え、戦場の残り香が漂う島で育った筆者としては、感慨深い特別な1日です。
小学生の頃、近所の丘の茂みの中で、小さな頭蓋骨を見つけたことも今ではもう遠い過去の事。
永遠(とわ)の平和・平安を祈るばかりです。

By 講師T

2014年6月22日日曜日

I兄妹のクラフト・ワーク

曇り・ 時々 小雨

AYさん、ドライポイントで描刻した後、試摺りを行いました。
繊細な加筆で、少女のあどけない表情が現れてきました。
次回の加筆・摺りも楽しみです。

* * *

HNちゃん(中1)、制作中のゴッホの模写・油絵を続けました。
今日は人物の顔を中心に筆が入れられ、雰囲気がかなり出てきました。
こちらも次回、楽しみです。

* * *

昨日に続き、HI君(小5)がやって来ました。
今日も2コマ授業で、木工クラフトを楽しみます。

HI君が作りたいのは、豪華客船。早速そのデザインが描かれました。

HI君、12x12cm幅の大きな角材を切り出し、角各部も続けてカットしました。
船首下部のボリュート(突起)は是非必要とのことで、T講師が加工しました。
これで基本的な船体の形が出来ました。次回からの制作、楽しみですね。

* * *

午後からは妹のSちゃん(4才)も加わり、粘土細工を楽しみました。
HI君の妹らしく、Sちゃんも器用に工作を進めて、あっと言う間に色々 誕生しました。
ソフトクリーム、マカロン、目玉焼き、ウィンナーなどが、とてもリアルに作られました。

作品撮影の際に、カメラ画面に加わる仲良しI兄妹。
お疲れ様でした。